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先輩行員の声
七十七銀行 コンサルティング営業部
佐々木 美苗 さん(2014年入行)
お客さまに必要とされることで末長い関係を構築
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中小企業の経営者と膝詰めで話せることに魅力
高校時代までを地元秋田で過ごし、子供ながら地元の将来を心配し、漠然とですが、昔から「地域活性・地域貢献」に興味がありました。就職活動時は、地方銀行以外にも視野を広げて活動していましたが、地方銀行は中小企業の経営者と膝を突き合わせて話すことができるところに魅力を感じていました。そして、宮城県のみならず東北全体のリーディングカンパニーを目標に掲げる七十七銀行だからこそ、東北の経済発展を支援できることも多いと考え、七十七銀行を志望しました。
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幅広く高い専門知識が必要な事業承継支援
2014年4月に入行して営業店に配属され、窓口業務からスタートし、資産運用業務を行う個人営業を担当しました。2か店目では、融資業務も経験しました。2018年7月に本部配属となり、現在まで事業承継専担者として、営業店担当者とともに中小企業の事業承継の課題解決に取り組んでいます。また、その途中の2021年7月から1年間、外部のコンサルティング会社に出向し、事業承継支援の方法をさらに深く学びました。
事業承継するうえで必要な株式などの事業資産の承継方法に関する提案が主な業務ですが、法務・税務・財務などあらゆる知識が必要となることから、今も日々勉強しながら、仕事に取り組んでいます。
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お客さまに必要とされるために
お客さまに必要とされるときに一番やりがいを感じます。事業承継は企業にとって数十年に一度のことで、今後も事業を継続させていくために重要なイベントです。今や事業承継に関する情報は雑誌やセミナーなどあらゆるところで収集することができますが、「自分の会社にとって何がベストなのか」が分からず、「誰かに相談したい」と思っている経営者は多いと聞きます。
経営者の事業承継に関する意向を確認しながら、承継方法について検討を重ねていく中で、「佐々木さんに相談してよかった。今後もよろしくね」と言っていただけるときが、自分はその企業や経営者に必要とされている、役に立っていると感じることができ、嬉しく思います。
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仕事は基本に忠実に
日々取り組むべき仕事が多いため、期日管理やタスク管理能力が身に付くまで苦労しました。営業店で融資業務に従事していた際は、お客さまにいただく書類も多く、事前準備の案内が遅れ、お客さまに迷惑をかけたこともありました。仕事の流れを理解しないと事前に何をする必要があるのかを把握できないため、当たり前ですが、まずはしっかり業務内容を把握し、作業の優先順位をつけながら、仕事をする大切さを学びました。
また、経営者は忙しい中、時間を割いて自分と会っていただいているということを忘れずに、今も面談の内容に責任をもって、経営者と話をするように心がけています。
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お客さまとの長い付き合いを目指して
事業承継を通して出会ったお客さまと何年先もお付き合いできる銀行員になりたいです。今は承継に至るまでの比較的短い時間をサポートしていますが、新経営者になってからも、事業に関する様々な課題は尽きないはずですので、承継後も相談され、課題解決に導けるような人材を目指して頑張ります。
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従来のイメージとは異なる地方銀行の魅力
入行する前は、地方銀行といえば、預金業務や融資業務に邁進するイメージが強かったのですが、現在は事業承継支援のように、地方銀行としての役割は多様化しています。従来の銀行業務にとらわれない、様々な手段を通して地域企業を支援することができるため、多くのことを吸収し、チャレンジしたい方にとって、地方銀行員は魅力的な職業だと思います。
2023年1月23日掲載