先輩行員の声

七十七銀行 地域開発部
 逸見 和希さん(2009年入行)

地方創生で地方銀行の存在価値を発揮

  • 理数系出身で地方銀行を志望

     私はもともと数学が好きで、高校と大学は理数系の学部に在籍していたこともあり、学生の時から、お金に関連する職業に従事し、人々の暮らしを支えたい、地域の発展に貢献したいという想いがありました。就職活動当初は、地元(福島県)の地方銀行を志望していたのですが、業界研究を進める中で、宮城県に基盤を置く七十七銀行の存在を知りました。東北最大の地方銀行として、活躍のフィールドが広く、圧倒的な顧客基盤と地域からの信頼度の高さに魅力を感じて、当行を志望しました。

  • 活躍の場を銀行だけでなく大学にも広げる

     2009年4月に入行し、営業店において預金および渉外業務を担当した後、2011年9月に別の営業店へ異動となり、渉外および融資業務を担当しました。
    2014年3月に現在所属している地域開発部へ異動となり、これまで産学連携支援、創業・新規事業支援等の様々な業務を担当しました。現在は、2020年1月に官民連携による地域課題を解決する座組みとして当行が形成した「みやぎ広域PPPプラットフォーム(通称:MAPP)」の活動企画・運営のほか、地域大型プロジェクト等の事業化支援を担当しています。
     また、2020年度より、東北大学特任准教授(客員)として、東北大学大学院経済学研究科地域イノベーション研究センターが、革新的な新事業の創出を目的に開講している「地域イノベーションプロデューサー塾」および「地域イノベーションアドバイザー塾」のアドバイザー業務に従事しています。

  • 地方創生の仕事の醍醐味

     現在所属している地域開発部は、地方創生の推進に向けて、人口減少や少子高齢化など地域が抱える課題に向き合い、自治体、大学および企業などと連携し、地域の持続的な成長や発展に向けて様々な企画を立案・実行していくことが主なミッションです。
     地方創生は、地域に根差す金融機関にとって最も期待され、存在意義が問われる分野の1つと認識しています。自身で企画したMAPPや東北大学のアドバイザー業務等を通じて、お客さまや営業店、地域にどんな価値が提供できるかを探求するプロセスに非常に強いやり甲斐を感じています。

  • たゆまずに専門性を追求

     これまで様々な業務を担当していますが、専門知識のインプットやブラッシュアップ、新たな企画を進めるうえでの銀行内外における調整・交渉は、現在進行形で今でも苦労しています。本部行員として、専門性を高め、情報発信や提案内容の質を高めていく必要がありますので、一生勉強であると痛感しています。



  • 地方銀行の役割の大きさを感じながら

     社会や経済が大きく変化する時代において、地方銀行が地域にとって果たすべき役割・求められる役割は非常に大きいと感じます。
     当行は、地域社会の繁栄のため、グループ一丸となり、宮城・東北から活躍のフィールドを切り拓いていくリーディングカンパニーを目指しています。私もカンパニーの一員として、常に新しい価値を提供し続けられるよう、お客さまや地域の実態をよく把握し、課題の解決およびビジネスチャンスの創出に向けたチャレンジに今後も積極的に取り組んでいきたいです。

  • 既成概念にとらわれず貪欲にチャレンジ

     アップル創業者であるスティーブ・ジョブズの名言に「Stay hungry. Stay foolish.」という言葉があります。今後の地方銀行は、多様化するニーズに対応し、さらなる付加価値を提供していくためにも、ジョブズの言葉にあるとおり、既成概念にとらわれず何事にも貪欲にチャレンジしていくことが一層大切だと感じます。
     地方銀行の仕事は、多面的に地方に貢献できる唯一の職業だと思います。その分、様々な苦労もありますが、やり甲斐も多く大変魅力的な職業ですので、一緒に地方を盛り上げましょう。

2023年1月23日掲載

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