先輩行員の声

西日本シティ銀行 デジタル戦略部
 進野 努 さん(2007年入行)

デジタルで地域も銀行も変えていきたい

  • 地元で働きたい、地元の発展に貢献したいという想い

     自分の生まれ育った地元で働きたい。そして、地元の発展に貢献したい。これが、就職活動の際に一番大事にしたことです。私は理工学部土木工学科を専攻していましたが、理系の職種にはこだわらず、地元の福岡県で働くことができる企業を志望していました。
     会社説明会や面接など、多くの企業の話を聞き、その職場で働く方々と触れ合う中で、地方銀行であれば自分の望む働き方ができると思うようになりました。他の会社も含め、最初に内定をいただいたのが西日本シティ銀行で、自分の望む働き方ができると思い、この会社で働くことを決めました。

  • デジタルで地域社会とお客様の発展に貢献

     私が西日本シティ銀行に入行してから15年が経ちました。入行後の12年間は、営業店に勤務しました(3か店)。13年目より本部の企画部署に異動し、現在はデジタル戦略部で法人向けのEB(エレクトロニック・バンキング)サービス全般の企画業務を担当しています。
     西日本フィナンシャルホールディングス(FH)グループは、お客さま起点の“One to Oneソリューション”をヒューマンタッチとデジタルの両面で提供し、地域社会とお客さまの発展に貢献することを目指しています。これを実現するために欠かせないのが、デジタル分野(EBサービスを含む)の拡大です。新たな領域であるデジタル分野を拡大させ、新しい銀行を目指すためにも、デジタル戦略部では、ビジネスカジュアルの導入やフリーアドレスなどの柔軟な働き方も取り入れています。

  • 事業者のデジタル化のきっかけ作りを企画して実現

     現在の業務でのやりがいは、西日本シティ銀行、西日本FHグループ、ひいては地域経済に大きなインパクトを与えられるような企画ができることです。これが本部の仕事の醍醐味であると思います。
     これまでで一番思い入れがある企画は、総合振込・給与振込等の紙・フロッピーディスク等による窓口受付の廃止です。お客さまが銀行窓口の手続きから法人インターネットバンキングの手続きに移行するための起爆剤として、本企画を立案しました。営業店、本部のみなさまの協力があってのことですが、数年をかけて当初計画した事業者のインターネットバンキングへの移行の最終目標に到達しており、お取引のある多くの事業者さまのデジタル化のきっかけになったと思います。また、本案件が好事例として他行へ紹介されたり、他行からお問い合わせをいただいたりしたことが、とても誇らしく、嬉しかったです。

  • 資料作りやデータ分析の苦労を糧に業務効率化に取り組む

     本部行員になってから苦労したことは、資料作りやデータ分析です。前述の総合振込・給与振込等の紙・フロッピーディスク等による窓口受付廃止の企画においても、全店分のデータを扱うためデータ量が多く、データベースを集約するだけでもかなり苦労しました。また、進捗管理等のために営業店へ作業を依頼することもありましたが、データ量は約3万件にも及んだため、作業漏れ、入カミス、営業店による想定外のデータ加工など、失敗の連続でした。
     この苦労を糧に、今では、VBA(Excel等での自動処理プログラム)やRPA(定型業務等の自動化ツール)を使った業務効率化等にも取り組んでいます。

新しい価値を創造

 今後は、引き続き本部行員として、既存の考えにとらわれず、新しくて価値があり、西日本FHグループや地域経済に大きなインパクトを与えられるような仕事ができればと考えています。営業店やお客さまの声を大切にしながら、地域と西日本FHグループの発展に貢献していきたいです。

  • 一緒に新しい銀行をつくりたい

     国内人ロ・企業数の減少、FinTech企業の台頭、デジタル化の進展、働き方・ライフスタイルの変化などを背景として、銀行業界は、大きな転換期を迎えています。時代の変化に適応しながら、お客さまとともに成長し、地域経済の発展を目指すためにも、バイタリティのある若い力が必要です。みなさんも一緒に新しい銀行をつくりませんか。



2023年1月23日掲載

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