2024年度(令和6年度)中間

地方銀行2024年度中間決算の概要(2024年12月18日公表)

【要旨】
※計数は、特に断りがない限り
地方銀行62行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。

1.損益

コア業務純益

資金利益の増加等により、コア業務純益は前年同期比+17.8%(+1,224億円)の8,086億円。

業務純益

コア業務純益の増加や国債等債券関係損益の損超幅の改善等により、業務純益は同+32.7%(+1,743億円)の7,082億円。

経常利益

業務純益の増加等により、経常利益は同+21.2%(+1,434億円)の8,218億円。

中間純利益

中間純利益は同+22.5%(+1,091億円)の5,949億円。

2.資産・負債

  • 貸出金(平残):257兆1,260億円(+7兆4,482億円[+3.0%])
  • 有価証券(平残):77兆2,264億円(+6兆687億円[+8.5%])
  • 預金(平残):331兆1,182億円(+4兆4,641億円[+1.4%])

3.自己資本比率(単体)

  • 国際統一基準行(9行):15.17%(+1.29%ポイント)
  • 国内基準行(53行):10.17%(+0.07%ポイント)

4.不良債権額

  • 銀行法および金融再生法に基づく開示債権額:4兆2,585億円(▲476億円[▲1.1%])

5.有価証券評価(含み)損益

  • 有価証券評価(含み)損益:3兆4,166億円(2024年3月末比▲5,960億円[▲14.9%])

各行別データ(「決算短信」等より)

主要項目 (1)
資産の部合計、貸出金、有価証券、負債の部合計、預金 、純資産の部合計、資本金
主要項目 (2)
業務純益、経常利益、中間純利益、経費、自己資本比率 、連結経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益
貸出金関係 (1)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、要管理債権、三月以上延滞債権、貸出条件緩和債権、小計、正常債権、合計(総与信)
貸出金関係 (2)
一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、住宅ローン残高、中小企業等貸出金比率

(注)単位未満の場合は「0」。

時系列データ

地方銀行全体の損益(業務純益、経常利益、信用コスト等)の推移(2009年度以降)を掲載しています。