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2022年度(令和4年度)
地方銀行2022年度決算の概要(2023年6月14日公表)
- 【要旨】
-
※計数は、特にことわりがない限り
地方銀行62行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。
前年の計数について、2021年5月
の三十三銀行の合併に係る補正を
行っていない。
1.損益
コア業務純益
資金利益等の増加および経費の減少により、コア業務純益は前年同期比+11.4%(+1,452億円)の1兆4,164億円。
業務純益
国債等債券関係損益の損超幅の拡大により、業務純益は同▲20.3%(▲2,185億円)の8,599億円。
経常利益
株式等関係損益が増加、不良債権処理額が減少した一方、業務純益の減少により、経常利益は同▲0.9%(▲94億円)の1兆268億円。
当期純利益
当期純利益は同+2.8%(+201億円)の7,503億円。
2.資産・負債
- 〇貸出金(平残):242兆3,595億円(+8兆7,740億円[+3.8%])
- 〇有価証券(平残):71兆7,861億円(+5,958億円[+0.8%])
- 〇預金(平残):320兆5,484億円(+9兆4,637億円[+3.0%])
3.自己資本比率(単体)
- 〇国際統一基準行(9行):14.02%(+0.59%ポイント)
- 〇国内基準行(53行):10.01%(+0.43%ポイント)
4.不良債権額
- 〇銀行法および金融再生法に基づく開示債権額:4兆3,409億円(+397億円[+0.9%])
各行別データ(「決算短信」等より)
- 主要項目 (1)
- 資産の部合計、貸出金、有価証券、負債の部合計、預金 、純資産の部合計、資本金
- 主要項目 (2)
- 業務純益、経常利益、当期純利益、経費、自己資本比率 、連結経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益
- 貸出金関係 (1)
- 破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、要管理債権、三月以上延滞債権、貸出条件緩和債権、小計、正常債権、合計(総与信)
- 貸出金関係 (2)
- 一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、住宅ローン残高、中小企業等貸出金比率
(注)単位未満の場合は「0」。
時系列データ
地方銀行全体の損益(業務純益、経常利益、信用コスト等)の推移(2009年度以降)を掲載しています。