2022年度(令和4年度)中間

地方銀行2022年度中間決算の概要(2022年12月14日公表)

【要旨】
※計数は、特にことわりがない限り
地方銀行62行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。前年および当年の計数は、2021年
5月の三十三銀行の合併に係る補正を行っていない。

1.損益

コア業務純益

資金利益の増加等により、コア業務純益は前年同期比+29.0%(+1,807億円)の8,035億円。

業務純益

国債等債券関係損益の損超幅の拡大により、業務純益は同▲3.3%(▲195億円)の5,677億円。

経常利益

株式等関係損益の増加等により、経常利益は同+10.3%(+652億円)の7,013億円。

中間純利益

中間純利益は同+11.5%(+523億円)の5,078億円。

2.資産・負債

  • 貸出金(平残):239兆5,121億円(+7兆5,898億円[+3.3%])
  • 有価証券(平残):72兆912億円(+1兆9,084億円[+2.7%])
  • 預金(平残):320兆6,126億円(+10兆6,603億円[+3.4%])

3.自己資本比率(単体)

  • 国際統一基準行(10行):12.43%(▲1.80%ポイント)
  • 国内基準行(52行):9.63%(▲0.08%ポイント)

4.不良債権額

  • 銀行法および金融再生法に基づく開示債権額:4兆3,251億円(+365億円[+0.9%])

各行別データ(「決算短信」等より)

主要項目 (1)
資産の部合計、貸出金、有価証券、負債の部合計、預金 、純資産の部合計、資本金
主要項目 (2)
業務純益、経常利益、中間純利益、経費、自己資本比率 、連結経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益
貸出金関係 (1)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、要管理債権、三月以上延滞債権、貸出条件緩和債権、小計、正常債権、合計(総与信)
貸出金関係 (2)
一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、住宅ローン残高、中小企業等貸出金比率

(注)単位未満の場合は「0」。

時系列データ

地方銀行全体の損益(業務純益、経常利益、信用コスト等)の推移(2009年度以降)を掲載しています。