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2010年度(平成22年度) 年度
地方銀行平成22年度決算の概要(平成23年6月15日公表)
- 【要旨】
-
※計数は、特にことわりがない限り
地方銀行63行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。
業務純益
コア業務純益は、預貸金利鞘の縮小から資金利益3兆2,359億円(▲122億円)が減少し、経費▲2兆3,944億円(▲343億円)も増加したため、1兆2,750億円(▲547億円)に止まった。
これに売却益の増加を主因に増加した国債等債券関係損益1,094億円(+343億円)と一般貸倒引当金繰入額▲26億円(503億円減少)を加えた業務純益は、1兆3,818億円(+298億円)に増加。
経常利益
業務純益の増加に加え、不良債権処理額が▲4,054億円(489億円減少)に止まり、8,598億円(+548億円)と増益。
当期純利益
震災の影響により特別損益が▲341億円(▲667億円)の損超となったことから5,427億円(▲89億円)と減益。
(注)東日本大震災の影響・・・被災地の7行において、震災による損失として、貸倒引当金繰入額の積増し(604億円)、店舗損壊等による固定資産の損失・修繕費用(40億円)、計645億円が特別損失に計上されている。
各行別データ(「決算短信」等より)
- 主要項目(1)
- 預金、貸出金、有価証券、純資産の部合計、資産の部合計(末残)
- 主要項目(2)
- 単体:業務純益、経常利益、当期純利益、営業経費、自己資本比率、連結:経常利益、当期純利益
- 貸出金関係 (1) (リスク管理債権)
- 破綻先債権、 延滞債権、3か月以上延滞債権、貸出条件緩和債権
- 貸出金関係 (2) (金融再生法開示債権)
- 破産更生債権、危険債権、要管理債権
- 貸出金関係 (3)
- 一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、中小企業等貸出金比率
(注)単位未満の場合は「0」。 未公表の場合は空欄。 該当金額がない場合は「-」。
(注2)銀行により決算短信(決算説明資料を含む)における公表計数の単位が異なるため、一部の計数については、当協会にて確認・調整して掲載している。