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2011年度(平成23年度) 中間期
地方銀行平成23年度中間決算の概要(平成23年12月14日公表)
- 【要旨】
-
※計数は、特にことわりがない限り
地方銀行64行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。
コア業務純益
資金利益が預貸金利鞘の縮小から1兆5,977億円にとどまり(▲256億円)、役務取引等利益は1,915億円(▲54億円)となったため、コア業務純益は6,096億円(▲290億円[▲4.6%])に減少。
業務純益
コア業務純益に加え、国債等債券関係損益の減少(▲142億円)により、業務純益は6,906億円(▲420億円[▲5.7%])にとどまった。
経常利益
経常利益については、不良債権処理など信用コストの減少が影響し、5,415億円と増益(+540億円[+11.1%])。
中間純利益
法人税等の増加(372億円増加)や貸倒引当金戻入益等の計上区分変更(注)による特別利益の減少(▲336億円)から、中間純利益は3,429億円(▲168億円[▲4.7%])と減益。
(注)「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会)の改正により、 前期まで特別利益に計上されていた「貸倒引当金戻入益」、「償却債権取立益」が、今期より臨時収益(経常利益に含まれる)に計上されることとなった。これにより、今中間期は、前年に比べ経常利益が670億円嵩上げされている。
各行別データ(「決算短信」等より)
- 主要項目(1)
- 預金、貸出金、有価証券、純資産の部合計、資産の部合計(末残)
- 主要項目(2)
- 単体:業務純益、経常利益、中間純利益、営業経費、自己資本比率、連結:経常利益、中間純利益
- 貸出金関係 (1) (リスク管理債権)
- 破綻先債権、 延滞債権、3か月以上延滞債権、貸出条件緩和債権
- 貸出金関係 (2) (金融再生法開示債権)
- 破産更生債権、危険債権、要管理債権
- 貸出金関係 (3)
- 一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、中小企業等貸出金比率
(注)単位未満の場合は「0」。 未公表の場合は空欄。 該当金額がない場合は「-」。