地方金融史研究会

地方金融史研究会とは

地方金融史を研究する金融史学者の研究会で、当協会の後援のもと、1962年9月に発足しました。
1968年より機関紙「地方金融史研究」を発行しています。

会員一覧

「地方金融史研究」目次

No.55(2024年6月発行)

表紙

  表紙

論文

資料紹介

奥付

  奥付

No.54(2023年6月発行)

表紙

  表紙

論文

書評

奥付

  奥付

No.53(2022年6月発行)

表紙

  表紙

論文

資料紹介

書評

奥付

  奥付

No.52(2021年6月発行)

表紙

  表紙

論文

書評

奥付

  奥付

No.51(2020年6月発行)

論文

書評

No.50(2019年6月発行)

論文

研究ノート

書評

No.49(2018年5月発行)

論文

池上 和夫 日露戦後の所得税改革 ─1913年所得税法改正の意義─
植田 欣次 日本勧業銀行の「不動産金融」からの離脱と不動産金融機関構想 ─占領期における長期金融の再編成─
白鳥 圭志 総力戦体制下における横浜正金銀行 ─その経営戦略と組織再編を中心に─
靎見 誠良 明治中期における普通銀行の経営行動 ─合本銀行論の試み
波形 昭一 領有初期台湾への銀行進出 ─中立銀行出張所から三十四銀行支店へ─

研究ノート

及能 正男 戦後の全国銀行業績趨勢概況について

書評

佐藤 政則 波形昭一著『植民地期台湾の銀行家・木村匡』
白鳥 圭志 山形銀行120年史編纂室編『山形銀行百二十年史』

No.48(2017年5月発行)

論文

中西 聡 近代吉野林業地帯と産地銀行 ─永田藤兵衛家と吉野銀行を事例として─

研究ノート

及能 正男 本邦銀行破綻処理の系譜と行政行動 ─日本の経験

書評

伊藤 正直 齊藤壽彦著『近代日本の金・外貨政策』
岩間 剛城 常陽銀行経営企画部広報室編『常陽銀行80年史 この10年のあゆみ』
永廣 顕 佐藤政則著『日本銀行と高橋是清 ─金融財政ガバナンスの研究序説』
佐藤 政則 紀陽銀行編『紀陽銀行120年史』
高嶋 雅明 肥後銀行総合企画部90年史編纂担当編『肥後銀行90年史』

No.47(2016年6月発行)

論文

黒羽 雅子 米国銀行整理史における銀行株主の二重責任(Double Liability)の意義
齊藤 壽彦 日本の公的信用補完制度の現状と課題
白鳥 圭志 金融恐慌・昭和恐慌期の横浜正金銀行 ─外国為替銀行の金融危機への対応(その2)─

研究ノート

及能 正男 『戦後の銀行動揺略史年表』について
靎見 誠良 リレーションシップ・バンキングからトランザクション・バンキングへ ─理論と歴史サーベイ─

書評

佐藤 政則 『富山銀行60年史』

No.46(2015年5月発行)

研究ノート

岡田 和喜 実業雑誌としての大阪銀行通信録
及能 正男 戦後の本邦都市銀行業態内の競争構造の趨勢について

書評

迎 由理男 大分銀行百二十年史
白鳥 圭志 千葉銀行七十年史

資料

石井 寛治 昭和初期の大資産家名簿

No.45(2014年5月発行)

論文

池上 和夫 第一次大戦後の所得税法改正 ─配当所得、預金利子所得、法人留保所得課税(同族会社課税)を中心に─
黒羽 雅子 ネブラスカ州預金保証基金とその顛末(再論)
白鳥 圭志 第一次世界大戦期から関東大震災期までの横浜正金銀行 ─外国為替銀行の金融危機への対応─

研究ノート

及能 正男 戦後普通銀行の長期的経営指標等の趨勢について

No.44(2013年5月発行)

論文

石井 寛治 知多肥料商萬三商店の仕入決済システム ─「木綿手形」から「銀行手形」へ─
白鳥 圭志 両大戦間期における地方資産家の事業活動の変化 ─北海道函館市小熊幸一郎『日記』の分析─

研究ノート

黒羽 雅子 南北戦争前米国ニュー・イングランド地方における州法銀行免許の取得に関する一考察
─コネチカット州の徴「税」事例の紹介─

書評

伊藤 正直 『東京都民銀行60周年記念誌』(2012年3月、163頁)
早川 大介 群馬銀行編『群馬銀行八十年史』(2012年11月刊)

No.43(2012年5月発行)

研究ノート

及能 正男 昭和・平成期の都道府県別預貸金全国シェアの趨勢について(中間報告)
白鳥 圭志 戦後復興期から高度成長期における三和銀行 ─「重化学工業化路線」と企業統治─

書評

粕谷 誠 植田欣次著『日本不動産金融史 ─都市農工銀行の歴史的意義─』(学術出版会、2011年10月刊)
岡田 和喜 『中国銀行80年史』(2011年12月刊)
𠮷田 賢一 激動期の北海道金融界を回顧する ─『北海道銀行六十年史』に寄せて─(2011年11月刊)

座談会記録

  「50周年を迎えた地方金融史研究会」 ─地方金融史研究会創立50周年記念座談会─

No.42(2011年5月発行)

論文

小川 功 大正期京都近郊の郡部銀行脱却と不動産志向型頭取の蹉跌 ─愛宕銀行・日本商工銀行を事例として─

研究ノート

及能 正男 金融バブル崩壊後の平成期銀行不良債権処理状況の試算について

書評

齊藤 壽彦 荘内銀行130年史編纂チーム・株式会社荘銀総合研究所編『荘内銀行130年史』(平成21年3月刊))
岩間 剛城 中西聡著『海の富豪の資本主義─北前船と日本の産業化─』(名古屋大学出版会、2009年)
黒羽 雅子 鹿児島地域経済研究所編『130年のあゆみ』鹿児島銀行(平成21年11月刊)
小川 功 松元宏編『近江日野商人の研究・山中兵衛門家の経営と事業』(日本経済評論社、2010年)
今城 徹
靎見 誠良
粕谷誠・伊藤正直・齋藤憲編『金融ビジネスモデルの変遷─明治から高度成長期まで─』
(日本経済評論社、2010年)
中西 聡 𠮷田賢一著『北海道金融史研究─戦前における銀行合同の分析』(学術出版会、2010年)

No.41(2010年5月発行)

論文

進藤 寬 戦前の貯蓄銀行のビジネスモデル ─不動貯金銀行と大阪貯蓄銀行の比較から見た─
加藤 幸三郎 秋田県における五業銀行の形成・展開と破綻
西村 はつ 安藤商店の経営拡大ならびに金融業務への進出
植田 欣次 社債市場と不動産銀行 ─兵庫県農工債券を中心に
早川 大介 貯蓄銀行立法と地方貯蓄銀行群の形成・再編 ─新潟県を事例に─

書評

加藤 幸三郎 『秋田銀行130年のあゆみ』(平成21年12月刊)
菅原 歩 伊藤正直著『戦後日本の対外金融 360円レートの成立と終焉』(名古屋大学出版会、2009年)

No.40(2009年5月発行)

論文

邉 英治 草創期における第十五国立銀行と大蔵省銀行検査 ─1877〜82年─
今城 徹 戦前期における不動貯金銀行の経営活動 ─中小商工業金融との関係を中心に─

書評

伊牟田 敏充 沖縄銀行50年史編纂委員会編『沖縄銀行五十年史』(平成19年7月刊)

No.39(2008年5月発行)

論文

進藤 寬 明治期における積金業務の発生と発展
加藤 幸三郎 ロンドン銀塊相場と上海為替相場との構造的関連性について
西村 はつ 有価証券所有からみた名古屋有力3行(愛知、名古屋、明治)の経営(1920─32)
小川 功 「ハイリスク選好型」銀行ビジネス・モデルの系譜
黒羽 雅子 インサイダー・レンディング再考 ─産業革命期米国ニュー・イングランド地方の銀行と産業金融─
中西 聡 両大戦間期日本における地方資産家の銀行借入と株式投資 ─間接金融と直接金融の関連を中心として─
白鳥 圭志 復興金融から成長促進型資金供給制度へ ─戦後復興期における長期資金供給制度の形成過程─

書評

岡田 和喜 北村徳太郎と親和銀行 ─西住徹編著『北村徳太郎(論文編・資料編・談論編)』の書評にかえて─
加藤 隆 大垣共立銀行編『PASSION for the FUTURE─真のサービス業をめざして ─』大垣共立銀行110年史
(2007年3月刊)
伊丹 正博 池田銀行編『自立自存─池田銀行の55年─』(2007年3月刊)
佐藤 政則 石井寛治著『経済発展と両替商金融』

No.38(2007年6月発行)

論文

渋谷 隆一 旧庄内藩御家禄派の企業展開と儒教 ─第六十七国立銀行分析の前提として─

研究ノート

岡田 和喜 定期積金事始め

書評

杉山 和雄 財団法人西日本文化協会福岡県地域史研究所『福岡県史 通史編 近代 産業経済(一・第四編金融について)』
(2003年3月刊)
進藤 寬 白鳥圭志著『両大戦間期における銀行合同政策の展開』(八朔社 2006年10月刊)
岩間 剛城 常陽銀行(常陽史料館年史編纂チーム)編『常陽銀行七十年史』(2006年3月刊)
齋藤 憲 肥後銀行総合企画部80年史編纂担当編『肥後銀行八十年史』(2006年11月刊)

No.37(2006年3月発行)

論文

黒羽 雅子 米国高利禁止法(Usury Laws)の変遷
白鳥 圭志 戦後復興期における金融規制の再編成 ─復興期金融規制再編論議の歴史的位置─

研究ノート

加藤 幸三郎 北海道地方における「土地抵当貸付」の態様と性格 ─大蔵省勧業農工銀行係「土地抵当貸付調」よりみた─
西村 はつ 第一次大戦から昭和恐慌にいたる名古屋有力銀行の経営戦略 ─銀行合同と支店網の拡大を中心にして─

書評

齊藤 壽彦 株式会社百十四銀行(調査部歴史資料グループ)編『百十四銀行百二十五年誌』(平成17年8月刊)

No.36(2005年3月発行)

論文

進藤 寬 日本貯金銀行の解散と大阪貯蓄銀行解散問題
迎 由理男 戦時銀行統合と安田保善社

研究ノート

加藤 幸三郎 中京地方における「土地抵当貸付」の態様と性格 ─大蔵省勧業農工銀行係『土地抵当貸付調』よりみた─

書評

伊牟田 敏充 50周年記念誌編纂委員会編『富山銀行50年史』
佐藤 政則 高嶋雅明著『企業勃興と地域経済:和歌山県域の検証』

No.35(2004年3月発行)

論文

西村 はつ 神野・富田(紅葉屋財閥)の企業者活動と系列金融機関の機能 ─福寿生命保険を中心として─
白鳥 圭志 明治後期から第一次世界大戦期における一地方銀行家の経営観の変容
─『翠軒自伝』に見る黒須銀行常務繁田武平の銀行経営観を事例に─
岩間 剛城 梁川第百一国立銀行の営業分析
邉 英治 大蔵省検査と不良債権の処理過程 ─昭和初期、埼玉県西武銀行を題材に─
𠮷田 賢一 両大戦間における北海道内地方銀行(下2・完) ─函館銀行・百十三銀行・(旧)北海道銀行を中心として─

研究ノート

加藤 幸三郎 東北地方における「土地抵当貸付」の態様と性格 ─大蔵省勧業農工銀行係「土地抵当貸付調」よりみた─

書評

伊牟田 敏充 『大分銀行百十年史』
杉山 和雄 宮崎銀行総合企画部編『宮崎銀行70年史』
白鳥 圭志 関東銀行行史編纂委員会編『関東銀行五十年史』
粕谷 誠 日経金融新聞編・地方金融史研究会著『日本地方金融史』
𠮷田 賢一 「金融倫理学」の成立 ─齊藤壽彦著『信頼・信認・信用の構造─金融核心論』に寄せて─

No.34(2003年3月発行)

論文

石井 寛治 維新期東京の国内為替取引 ─両替商と為替会社─
𠮷田 賢一 両大戦間における北海道内地方銀行(下1) ─函館銀行・百十三銀行・(旧)北海道銀行を中心として─

研究ノート

小川 功 藤本ビルブローカー銀行のベンチャー企業関与とリスク管理 ─葛原冷蔵の破綻事例を中心として─

書評

杉山 和雄 粕谷誠著『豪商の明治─三井家の家業再編過程の分析─』
齊藤 壽彦 小川功著『企業破綻と金融破綻─負の連鎖とリスク増幅のメカニズム─』
伊藤 正直 伊牟田敏充著『昭和金融恐慌の構造』
浅井 良夫 石井寛治・杉山和雄編『金融危機と地方銀行─戦間期の分析─』
伊牟田 敏充 池田銀行50周年記念誌『地域とともに世界とともに』

座談会記録

  地方金融史研究会40周年記念座談会「地方金融史研究会の発足を回顧して」

No.33(2002年3月発行)

論文

迎 由理男 合同後の安田銀行 ─預金・貸出分析を中心に─
𠮷田 賢一 両大戦間における北海道内地方銀行(中) ─函館銀行・百十三銀行・(旧)北海道銀行を中心として─

研究ノート

西村 はつ 中京金融界の動揺と明治銀行 ─明治銀行の休業と債務整理過程を中心に─

書評

小川 功 岡田和喜著『地方金融史論─為替取組と支店銀行制度の展開─』
佐藤 政則 浅井良夫著『戦後改革と民主主義─経済復興から高度成長へ─』
白鳥 圭志 小川功著『破綻銀行経営者の行動と責任─岩手金融恐慌を中心に─』
杉浦 勢之 澁谷隆一著『庶民金融の展開と政策対応』

No.32(2001年3月発行)

論文

西村 はつ 地方銀行の経営危機と不動産担保融資の資金化 ─信濃土地証券の設立と日銀特融を中心として─
𠮷田 賢一 両大戦間における北海道内地方銀行(上) ─函館銀行・百十三銀行・(旧)北海道銀行を中心として─
白鳥 圭志 反動恐慌後における地方銀行の経営整理と本支店=地域間資金移動
─両大戦間期両羽銀行の本支店間資金貸借と地方産業向け資金供給─

書評

植田 欣次 澁谷隆一著『高利貸金融の展開構造』
齊藤 壽彦
黒羽 雅子
伊藤正直・靎見誠良・浅井良夫編著『金融危機と革新─歴史から現代へ─』
加藤 幸三郎 秋田銀行総合企画部編『秋田銀行120年のあゆみ』
杉山 和雄 鹿児島銀行『120年のあゆみ』
佐藤 政則 福井銀行への関心 ─『株式会社福井銀行 百年史』によせて─

No.31(2000年3月発行)

論文

石井 寛治 近江銀行の救済と破綻
植田 欣次 戦間期における「市街地金融」と不動産銀行の機能 ─兵庫県農銀の融資基盤の考察─
𠮷田 賢一 金融危機下の北海道金融界と銀行合同 ─百十三銀行・(旧)北海道銀行・北海道拓殖銀行を中心として─

書評

齊藤 壽彦 石井寛治『近代日本金融史序説』
佐藤 政則 但馬銀行と三重銀行への関心 ─『百年の歩み』(但馬銀行)・『三重銀行100年史』─
永江 眞夫 銀行史編纂委員会『山口銀行史』
白鳥 圭志 七十七銀行編『七十七銀行120年史』

No.30(1999年3月発行)

論文

西村 はつ 金融危機と長野県金融界 ─信濃銀行を中心として─
𠮷田 賢一 レーガノミクスの経済的帰結 ─管理通貨制下の為替相場の研究(その3・完)─
白鳥 圭志 1920〜30年代岩手県下の金融危機と銀行合同 ─政党政治状況・金融危機・官僚支配─

書評

伊丹 正博 肥後銀行編『肥後銀行七十年史』
白鳥 圭志 山形銀行百年史編纂部会編『山形銀行百年史』
加藤 隆 十六銀行編『十六銀行百二十年史』
浅井 良夫 北越銀行編『北越銀行史─120年のあゆみ』

No.29(1998年3月発行)

論文

植田 欣次 日本勧業銀行大阪支店と農工銀行 ─戦間期の宅地抵当金融の考察─
𠮷田 賢一 変動為替相場制と購買力平価説 ─管理通貨制下の為替相場の研究(その2)─

研究ノート

加藤 隆 渋沢栄一の銀行企業活動に寄せて ─出身地埼玉・大里地方における場合─

書評

松元 宏 石井寛治著『日本産業革命日清・日露戦争から考える』
本間 靖夫 岡田和喜編・著『「中央銀行会通信録」解題・記事総索引』
齋藤 憲 大垣共立銀行編『大垣共立銀行百年史』
加藤 幸三郎 阿波銀行百年史編纂委員会編『阿波銀行百年史』

No.28(1997年3月発行)

論文

佐藤 政則 日銀支店と銀行合同 ─鹿児島興業銀行の設立を事例に─
𠮷田 賢一 「IMF体制」崩壊の論理 ─管理通貨制下の為替相場の研究(その1)─

書評

伊藤 正直 岡田和喜著『貯蓄奨励運動の史的展開─小額貯蓄非課税制度の源流─』
杉山 和雄 鳥取銀行の歩み編纂委員会編『鳥取銀行の歩み』
佐藤 政則 紀陽銀行編『紀陽銀行100年史』
加藤 隆 埼玉銀行通史編纂室編『埼玉銀行通史』

No.27(1996年3月発行)

論文

黒羽 雅子 州法預金保証制度の失敗と銀行制度改革 ─ネブラスカ州法預金者保証基金と州法銀行制度改革をめぐって─
東 憲弘 大阪・都市銀行の『東京本部』形成と近代日本資本主義論 ─住友・三和両銀行の全国的展開と大銀行・大企業論─

研究ノート

伊牟田 敏充 銀行整理と預金支払

書評

伊牟田 敏充 大分銀行編『大分銀行百年史』
齊藤 壽彦 西日本金融制度研究会・西日本銀行五十年史編纂委員会編『西日本銀行五十年史』

No.26(1995年3月発行)

論文

東 憲弘 戦間期における大阪・都市銀行の再編と日本独占成立論 ─住友銀行の躍進と大銀行支配の再編・確立─

書評

村本 孜 地方金融史研究会編『戦後地方銀行史Ⅰ・Ⅱ』
黒羽 雅子 北陸銀行50年史編纂室『北陸銀行50年史』
加藤 隆 千葉銀行編『ちばぎん50年のあゆみ』
浅井 良夫 杉山和雄著『海運業と金融─不況期の資金調達 ─』
杉山和雄著『海運復興期の資金問題─助成と市中資金─』

No.25(1994年3月発行)

論文

杉浦 勢之 占領期日本の中小企業金融と地方銀行
黒羽 雅子 戦前期米国州法銀行の破綻と制度上の諸問題 ─支店銀行制度と州法預金保証制度─
齊藤 壽彦 大蔵省財政史室編『昭和財政史 ─昭和27〜48年度第12巻国際金融・対外関係(2)をめぐって』

書評

杉山 和雄 山隂合同銀行編『山隂合同銀行五十年史』
杉浦 勢之 小林春男著『信用金庫経営論』
加藤 隆 宮本又郎・高嶋雅明著『庶民の歩んだ金融史』

No.24(1993年3月発行)

論文

岡田 和喜 明治期貯蓄奨励政策の展開と貯蓄組合
東 憲弘 都市銀行・地方銀行の「分化」と区分
神山 恒雄 日清戦後の外債発行

書評

八木 祥夫 創立50周年事業委員会編『東邦銀行五十年史』
加藤 隆 東京都民銀行総合企画部広報室編『創立40周年記念特集号せいりゅう』
武蔵野銀行編『武蔵野銀行40年の歩み』
千葉興業銀行40年史編纂委員会編『千葉県の発展とともに千葉興業銀行の歩んだ40年』
関東銀行企画部編『関東銀行40年の歩み』
松元 宏 山梨中央銀行編『地域とともに』 ─山梨中央銀行創立50周年記念誌─
高嶋 雅明 京都銀行編『京都銀行五十年史』
伊丹 正博 『伊予銀行五十年史』について

No.23(1992年3月発行)

論文

齊藤 壽彦 安定成長期の国際業務と地方銀行

研究ノート

伊藤 正直 安定成長期の地方銀行

書評

杉山 和雄 靎見誠良著『日本信用機構の確立─日本銀行と金融市場』
杉浦 勢之 伊牟田敏充編著『戦時体制下の金融構造』
伊牟田 敏充 深潟久編著『創業百十年 親和銀行史』

No.22(1991年3月発行)

論文

渋谷 隆一 庶民金融政策の展開と所管争い

研究ノート

加藤 隆 関東地区における戦後地方銀行の新設 ─武蔵野銀行の場合─
西村 はつ 住宅建設と住宅金融の展開
伊牟田 敏充 銀行経営史のフレイムワークについて

書評

加藤 幸三郎 秋田銀行総合企画部編『110年のあゆみ』

No.21(1990年3月発行)

論文

渋谷 隆一 恩給制度の展開と恩給金庫
岡田 和喜 中央銀行会と『中央銀行会通信録』

書評

粕谷 誠 渋谷隆一・加藤隆・岡田和喜編『地方財閥の展開と銀行』
齊藤 壽彦 伊藤正直著『日本の対外金融と金融政策1914〜1936』
進藤 寬 埼玉銀行調査部編『武州銀行史』
黒羽 雅子 鹿児島銀行調査部『110年のあゆみ』

No.20(1989年3月発行)

論文

拝司 静夫 昭和恐慌期における地方銀行の破綻と復活 ─第五十九銀行(青森県)の事例─
加藤 隆 東京・中井銀行の埼玉進出とその影響
八木 祥夫 三井銀行主要支店と預金争奪戦 ─明治42年〜大正7年─

書評

伊牟田 敏充
靎見 誠良
伊藤 正直
佐藤 政則
全国地方銀行協会編『全国地方銀行協会五十年史』
本間 靖夫 渋谷隆一編著『大正期日本金融制度政策史』
岡田 和喜 清水銀行編『清水銀行六十年史』
加藤 幸三郎 北越銀行編『北越銀行史─110年のあゆみ─』
葭原 達之 山形銀行編『山形銀行90年のあゆみ』

No.19(1988年3月発行)

論文

西村 はつ 中埜酢店の経営
齋藤 憲 田中家の鉱山経営

研究ノート

岡田 和喜 金融地方財閥の展開と地方銀行

書評

靎見 誠良 岡田和喜著『預金協定の史的展開』
伊藤 武夫 麻島昭一著『財閥金融構造の比較研究』
伊藤 正直 三重銀行編『三重銀行史』
永江 眞夫 沖縄銀行編『沖縄銀行三十年史』

No.18(1987年3月発行)

論文

伊牟田 敏充 華族資産と投資行動 ─旧大名の株式投資を中心に─
進藤 寬 昭和恐慌期における休業銀行・開店休業銀行の実態と影響
永江 眞夫 1910年代における貝島石炭業経営の展開

研究ノート

渋谷 隆一 金貸地方財閥の展開と銀行
本間 靖夫 佐賀財閥の形成・没落と地方銀行

書評

八木 祥夫 麻島昭一著『三菱財閥の金融構造』
佐藤 政則 斎藤憲著『新興コンツェルン理研の研究』

No.17(1986年6月発行)

論文

渋谷 隆一 無尽講の展開と取締法令
本間 靖夫 明治20年代の金融雑誌と『銀行通信録』
佐藤 政則 明治30年代の日銀金融政策と岩崎弥之助

書評

高嶋 雅明 波形昭一著『日本植民地金融政策史の研究』
石井 寛治 足利銀行編『足利銀行史』
齋藤 憲 大垣共立銀行編『地域とともに歩んで─大垣共立銀行90年史─』
岡田 和喜 滋賀銀行五十年史編纂室編『滋賀銀行五十年史』
八木 祥夫 南都銀行行史編纂室編『南都銀行五十年史』
永江 眞夫 西日本銀行創立四十年史編纂委員会編『普銀転換への道』
伊牟田 敏充 琉球銀行編『琉球銀行三十五年史』

No.16(1985年3月発行)

論文

渋谷 隆一 資本主義の発展と地方資産家(財閥)
村上(西村)はつ 中埜財閥の形成
加藤 隆 繁田家における家業(醤油醸造)の展開と黒須銀行

書評

加藤 幸三郎 石井寛治著『近代日本とイギリス資本─ジャーディン=マセソン商会を中心に ─』
石井 寛治 渋谷隆一編『明治期日本全国資産家資料集成』
本間 靖夫 加藤俊彦編『日本金融論の史的研究』
杉山 和雄
伊牟田 敏充
池上 和夫
高橋泰蔵監修『産業革命期の金融』
拝司 静夫 岩手銀行編『岩手銀行五十年史』
拝司 静夫 荘内銀行編『創業百年史』
加藤 隆 千葉興業銀行編『千葉興業銀行三十年史』
植田 欣次 宮崎銀行資料室編『宮崎銀行五十年史』
伊丹 正博 琉球銀行調査部編『戦後沖縄経済史』

No.15(1984年3月発行)

論文

植田 欣次 戦間期の地方金融市場と農工銀行 ─広島県農銀の「預り金及余裕金」分析─

研究ノート

伊藤 武夫 地方財閥中野家と中野家事部に関する覚書 ─第1世界大戦以降の資本蓄積をめぐって─

書評

加藤 幸三郎 麻島昭一著『戦間期住友財閥経営史』
加藤 隆 財団法人埼玉県社会経済総合調査会編『埼玉県金融史─埼玉県金融史編纂事業調査研究報告書 ─』
拝司 静夫 北海道銀行編『北海道銀行三十年史』
牧村 四郎 東邦銀行編『東邦銀行四十年史』
石井 寛治 群馬銀行編『群馬銀行五十年史』
伊藤 正直 八十二銀行編『八十二銀行五十年史』
加藤 幸三郎 中國銀行編『中國銀行五十年史』
本間 靖夫 佐賀銀行編『佐賀銀行百年史』

資料

渋谷 隆一
石山 昭次郎
明治中期の大資産家名簿

No.14(1983年4月発行)

論文

松元 宏 静岡県御厨銀行の展開過程 ─1895年〜1914年を中心に─

書評

朝倉 孝吉 渋谷隆一・鈴木亀二・石山昭次郎著『日本の質屋』
伊藤 武夫 後藤新一著『昭和期銀行合同史』
加藤 幸三郎 七十七銀行編『七十七銀行百年史』
麻島 昭一 福井銀行編『福井銀行八十年史』
高嶋 雅明 泉州銀行編『泉州銀行三十年史』
波形 昭一 日本興業銀行編『日本興業銀行七十五年史』

資料

渋谷 隆一
石山 昭次郎
齋藤 憲
大正初期の大資産家名簿

No.13(1982年3月発行)

論文

麻島 昭一
田原 正弘
電子計算機処理による地方銀行定期預金分析の方法 ─明治・大正初期を対象として─
杉山 和雄 国際汽船の第2次整理(1927年)に関する一考察 ─興銀、大蔵省および逓信省の整理案について─

書評

村上 はつ 杉山和雄著『海運業と金融─不況期の資金調達─』
拝司 静夫 山形銀行編『山形銀行八十年史』
杉山 和雄 横浜銀行編『横浜銀行六十年史』
松元 宏 山梨中央銀行編『創業百年史』
加藤 幸三郎 百十四銀行百年誌編纂室編『百十四銀行百年誌』
浅井 良夫 四国銀行編『四国銀行百年史』

資料

本間 靖夫 戦時下の地方銀行中央機関設立構想

No.12(1981年3月発行)

論文

加藤 俊彦 朝倉孝吉編『両大戦間における金融構造─地方銀行を中心として─』
伊藤 武夫 地方財閥中野家と中野興業株式会社 ─石油資本家の蓄積様式に関する覚書─

研究ノート

伊丹 正博 製塩業と地方銀行に関する覚書 ─宇多津塩田株式会社と宇多津銀行をめぐって─

書評

拝司 静夫 麻島昭一編『日本信託業立法史の研究 ─日本金融立法史の一環として─』
靎見 誠良 田中生夫著『戦前戦後 日本銀行金融政策史』
岡田 和喜 海野福寿・加藤隆編『殖産興業と報徳運動』
進藤 寬 鹿児島銀行史編纂室編『鹿児島銀行百年史』
加藤 幸三郎 秋田銀行編『秋田銀行百年史』
波形 昭一 北越銀行編『創業百年史』

資料

渋谷 隆一 肥後藤吉著『地方銀行法制定の提唱』

座談会記録

  岩井保平氏に袋井銀行・中和銀行について聞く(岡田和喜他)

No.11(1980年3月発行)

論文

麻島 昭一 明治大正期における地方銀行の支店展開 ─滋賀県百卅三銀行を中心として─
渋谷 隆一 資本主義の発展と質屋業

書評

浅井 良夫 今田治彌編『東北地方金融の構造と展開』
牧村 四郎 渋谷隆一編『サラリーマン金融の実証的研究』
石井 寛治 北陸銀行編『創業百年史』
本間 靖夫 廣島銀行編『創業百年史』

No.10(1979年3月発行)

論文

進藤 寬 国立銀行の貯蓄預金業務
高嶋 雅明 明治末・大正初年における和歌山県域の銀行業と綿ネル金融

書評

今田 治彌 牧村四郎・田丸務著『地方銀行』
拝司 静夫 渋谷隆一編著『明治期日本特殊金融立法史』
波形 昭一 高嶋雅明著『朝鮮における植民地金融史の研究』
伊牟田 敏充 大分銀行編『大分銀行八十年小史』
浅井 良夫 十六銀行編『十六銀行百年史』
村上 はつ 十八銀行編『百年の歩み』
小野 征一郎 肥後銀行編『肥後銀行五十年史』
伊藤 正直 武蔵野銀行編『武蔵野銀行二十五年史』

No.9(1978年3月発行)

論文

高橋 久一 東京銀行と近江銀行の合併問題 ─小林吟右衛門商店金方を中心に─
麻島 昭一 両大戦間における地方銀行の有価証券所有
村上 はつ 名古屋金融市場の成立の発展 ─明治銀行を中心として─

書評

伊牟田 敏充 日本金融史に関する文献目録
麻島昭一編『本邦信託文献総目録(戦前の部)』
東京銀行協会調査部編『機関誌記事索引』
神戸大学経済経営研究所・経営分析文献センター編『明治〜昭和前期営業報告書目録集覧』
加藤 幸三郎 羽後銀行編『羽後銀行80年史』
伊牟田 敏充 千葉銀行編『千葉銀行史』

座談会記録

  静岡銀行相談役平野繁太郎氏との座談会(牧村四郎他)

No.8(1977年3月発行)

論文

石井 寛治 地方銀行と日本銀行 ─1920年代を中心として─
進藤 寬 両大戦間における地方貯蓄銀行と地方銀行

研究ノート

牧村 四郎 不動産貸出資金化・地方金利平準化問題(地銀協会史資料 その1)

書評

伊藤 正直 伊牟田敏充著『明治期株式会社分析序説』『明治期金融構造分析序説』
渋谷 隆一 住友信託銀行編『住友信託銀行五十年史』
岡田 和喜 常陽銀行編『常陽銀行四十年史』
本間 靖夫 日本経営史研究編『三井銀行100年のあゆみ』

No.7(1976年3月発行)

論文

伊牟田 敏充 地方銀行と他金融機関との関係 ─両大戦間金融構造分析序説─
浅井 良夫 地方金融市場の展開と都市銀行 ─岐阜県下大垣共立・十六銀行を中心として─
牧村 四郎 地方銀行協会の成立
渋谷 隆一 無尽の形態変化と取締法令 ─明治期を中心に─
村上 はつ 知多郡・亀崎銀行の経営分析
波形 昭一 朝鮮における貨幣・金融制度の植民地化過程

書評

岡田 和喜 紀陽銀行編『紀陽銀行史』

No.6(1975年4月発行)

論文

伊丹 正博 沖縄県農工銀行の創設と謝花昇 ─沖縄金融史研究の一齣─

討論会 『地方金融史論』をめぐって ─昭和49年夏期合宿研究会報告─

土屋 喬雄 あいさつ
加藤 幸三郎
拝司 静夫 他
「『興業銀行』の地方分散設置論」について
進藤 寬
岡田 和喜 他
「地域的預金利率協定の成立過程」について
石井 寛治
渋谷 隆一 他
「金貸的地方銀行の展開過程」について
伊牟田 敏充
麻島 昭一 他
「百卅三銀行の有価証券所有の性格」について
伊丹 正博
高嶋 雅明 他
「久次米銀行の分析」について
今田 治彌
高橋 久一 他
「明治期個人銀行の性格」について
杉山 和雄
加藤 隆 他
「遠江国資産金貸附所の史的考察」について
中村 政則
葭原 達之
斎藤 博 他
「大正末・昭和前期における質屋経営の具体像」について
参加者全員 総括討論会

書評

杉山 和雄 山隂合同銀行編『山隂合同銀行史』
加藤 幸三郎 第四銀行編『第四銀行百年史』
村上 はつ 日本銀行福島支店編『福島県金融経済の歩み』
日本銀行岡山支店編『岡山県金融経済史』

No.5(1972年11月発行)

論文

麻島 昭一 百卅三銀行の大口貸出 ─1920年代の地方銀行の一考察─

研究ノート

加藤 幸三郎 「紡績金融」をめぐる若干の論点について

書評

石井 寛治 麻島昭一著『日本信託業発展史』
糸園 辰雄 十八銀行編『九十年の歩み』

資料

拝司 静夫 「興業要則」について ─農商務省系興業金融構想に関する一資料─
渋谷 隆一 金融制度調査準備委員会の調査草案

座談会記録

  南都銀行頭取亀田源治郎氏との座談会(土屋喬雄他)

No.4(1971年11月発行)

論文

加藤 幸三郎 明治末・大正前期における秋田銀行の展開 ─「奥羽(北海)・秋田県両銀行同盟会」よりみたる─
斎藤 博 近代日本における質屋貸付資本の展開過程 ─大都市質屋金融の具体的経営動向─

研究ノート

杉山 和雄 パトリック教授の銀行史論 ─「初期工業化段階における銀行業」について─

書評

今田 治彌 八十二銀行編『八十二銀行史』
岡田 和喜 青森銀行編『青森銀行史』

資料

渋谷 隆一 明治前期の金利統計

座談会記録

  百五銀行頭取川喜田壮太郎氏との座談会(杉山和雄他)

No.3(1970年12月発行)

論文

石井 寛治 地方銀行の成立過程 ─地方銀行と都市銀行の分化 ─
渋谷 隆一 昭和初・中期の巨大貸金会社 ─山形県本立株式会社の分析─
杉山 和雄 明治後期 ─大正初期における預金銀行の工業金融形態 ─三十四銀行を素材として─

書評

加藤 幸三郎 持田恵三著『米穀市場の展開過程』
加藤 隆 埼玉銀行史編集委員会編『埼玉銀行史』

No.2(1969年9月発行)

論文

朝倉 孝吉 泊翁西村茂樹に関する覚書
渋谷 隆一 農業の展開と地方銀行(続)

資料

拝司 静夫 『株式会社三戸銀行沿革史』(解題 拝司静夫)

座談会記録

  山梨中央銀行頭取名取忠彦氏との座談会(土屋喬雄他)

No.1(1968年7月発行)

論文

土屋 喬雄 醤油醸造業と銀行 ─キッコーマン醸造業と野田商誘銀行─
渋谷 隆一 農業の展開と地方銀行 ─山形県本立銀行の分析─
加藤 幸三郎 明治・大正期における米穀流通と地方銀行の展開
宮川 康 地主制の展開と地方銀行に関する一考察
中村 政則 明治前・中期における地方銀行の存立基礎 ─山梨県水田地帯の地主銀行の一個別分析─
石井 寛治 製糸業と地方銀行の関係についての覚書
高村 直助 紡績業と金融 ─大紡績会社の場合─
村上 はつ 中規模紡績会社の資金調達 ─倉敷紡績と倉敷銀行─
杉山 和雄 貯蓄銀行と普通銀行化傾向
麻島 昭一 滋賀県下の諸銀行と近江信託
岡田 和喜 わが国コール市場への覚書 ─『短資市場70年史』の紹介をかねて─