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「地銀協レポート」の創刊
2021年05月19日
人口減少や少子高齢化の進行等、社会構造の大きな変化に直面している地域経済は、新型コロナウイルス感染症のもたらした多大な困難により、さらに厳しさを増しています。
こうした中、地方銀行は地域企業への金融支援や経営改善支援等にとどまらず、まちづくりや地方創生の取り組みなどを通じ、地域社会の持続的発展に向けて全力で取り組んでいます。しかしながら、こうした地方銀行の取り組みは十分に伝わっていないように思われます。
一般社団法人全国地方銀行協会(会長 大矢恭好 横浜銀行頭取)は、こうした地方銀行の活動について、より広くご理解いただきたいと考え、この度、「地銀協レポート」を創刊しました。
創刊号のレポートでは、非効率な紙ベースの事務がいまだ主流となっている「税公金収納」をデジタル化・効率化し社会的コストを削減させ、納税者、地方公共団体、金融機関にとって「三方よし」となる取り組みと、地方創生の観点から地方銀行による設立が増えている「地域商社」についてご紹介しています。
今後も、地方銀行の特徴的な取り組みや業界としての問題意識等をタイムリーに発信していく予定です。
地方銀行を取り巻く環境が、これまでにない速さ、大きさで日々変化するなか、私ども地方銀行は、自ら「変革」を続け、地域とともに社会の変化を乗り越え、地域経済の持続的発展に貢献することにより、将来にわたって皆さまから選ばれ続ける金融機関でありたいと考えています。
当協会は、こうした地方銀行の「変革」を支援するとともに、本誌などを通じて情報発信機能を充実させるなど、自らも高度化に取り組み、地域の活性化と持続的成長に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
企画調査部(塩野谷、小林(寛)) TEL 03(3252)5176