- トップ
- 地方銀行について
- 地方銀行の取り組み
- 地域密着型金融の取り組み
- 全国1,152の地方公共団体の地方版総合戦略策定を支援。「地方創生」に向け、地域密着型金融を深化
全国1,152の地方公共団体の地方版総合戦略策定を支援。「地方創生」に向け、地域密着型金融を深化
地方銀行における「地域密着型金融」に関する取組み状況
2015年09月16日
全国地方銀行協会(会長 寺澤 辰麿 横浜銀行頭取)は、地方銀行64行の地域密着型金融の取組みを取りまとめました。
各地域においては、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を受けて、「地方創生」に向けて、地域の人口動態や地域特性に応じた地方版の総合戦略の策定・実行を進めています。
こうした中で、私たち地方銀行は、各地域の中核的な金融機関として、戦略の検討や具体的な取組みに主体的に関与しています。今後も、金融サービスの提供とコンサルティング機能の発揮を通じ、地域の経済社会の発展に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
企画調査部 (持舘(もったて)、小林(寛)) TEL 03(3252)5171
概要
1.地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略への積極的な参画
- ●地方創生の推進のため、専門組織を立ち上げるなど行内態勢を整備。また、地方銀行間の地域を超えたネットワークも活用。
- ●地元の地方公共団体における地方版総合戦略の策定を支援。
地方銀行64行合計で、全国1,765の都道府県・市町村のうち、1,152の地方公共団体における総合戦略の策定に関与(平成27年7月末)。
―各地方公共団体が設置する総合戦略推進組織等への参加、地域経済や企業実態等に関する分析・調査に協力など。
また、地方公共団体への人材派遣や地方創生に関するセミナー開催などを通じ、戦略策定に必要なノウハウや情報等の提供に取り組む。 - ●地元の地方公共団体や商工会議所、大学などの各種機関と、地方創生・地域活性化に向けた連携協定の締結を進める。
2.地方創生に向けた具体的な取組み
- ●ローカルブランド力の向上のため、産官学と連携し、特色ある地域資源を活かした新商品の開発や販路開拓等を支援。
主な取組事例
- ●地方銀行間の地域を超えたネットワークを活かし、地元企業の新たなビジネス展開への支援や観光産業の育成などに取組み。
主な取組事例
北関東の食関連事業者の販路開拓支援「アグリフードフェスタ2015in宇都宮」の開催 | 常陽銀行、足利銀行、群馬銀行 |
---|---|
北陸新幹線開業を見据えた商談会「ディスカバー信州&北陸」の開催 | 八十二銀行、富山銀行 |
中国・四国地方の地銀6行と地方公共団体等が、瀬戸内地域の観光産業の活性化に関する連携協定を締結 | 中国銀行、広島銀行、山口銀行、阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行 |
- ●コンパクトシティ化、空き家対策、中心市街地活性化、地域への移住促進など、「まちづくり」に係る課題の解決にも貢献。
主な取組事例
- ●地域経済の核となる中堅・中小企業の経営力の強化のため、各企業のライフステージに応じたサポートを実施。